アパートやマンションでは防犯設備のひとつとして「オートロック」があります。オートロックなら、泥棒や不審者などの侵入者の被害リスクが少ないという安心感を得ることができます。
しかし、メリットがある反面、デメリットもあります。では、オートロック自動ドアのメリットとデメリットについてみてみましょう。
オートロックのメリットとデメリットとは?
オートロックは不法侵入のリスクを低くすることができるので、精神的な安定を得ることができます。また、新聞などの勧誘を部屋の前でなく、エントランスのインターフォンで対応することができます。
とても便利なものですが、デメリットもあります。それは設備費がかかるため、家賃が高くなったり、停電時に外出をしていると帰宅することができない、などがあります。また、オートロックという安心感から、防犯意識が低くなり、窓の鍵をかけ忘れたりしてしまう可能性もあります。
自動ドア式のオートロックのデメリットとは?
オートロックが鍵式タイプだったり暗証番号が分からなくでも、自動ドア式なら、住人のだれかがオートロックを解除し中に入る際には、しばらくの間自動ドアが開いたままになっているため、その隙間に侵入してしまうことが可能です。
戸数が多いマンションであるなら、それだけ人の出入りも激しくなり、住人同士顔を知らないため、不審者の侵入リスクは高くなります。また、古いタイプの自動ドアの場合、力づくで開けようとすれば開けることもできてしまうので防犯の意味が全くありません。
定期的なメンテナンスや新しい自動ドアへの交換を!
自動ドア式のオートロックを設置し、防犯対策が強固であることを特徴としているアパートやマンションの管理をしているなら、住人の安全を守るため、定期的なメンテナンスや点検をすることは必須です。
特に古い自動ドアを使用している場合、過去に古い自動ドアから中国や韓国などの窃盗団が侵入し、犯罪を犯してすぐに帰国した事件があります。
そのような事件に巻き込まれないために、自動ドアが古くなり、防犯性が低くなってきていると感じるなら、自動ドアをそっくりリニーュアルすることができるかもしれません。まず自動ドアの修理や新規設置を受け付けている業者へ相談してみることをおすすめします。
まとめ
防犯設備のひとつとしてオートロック付きの自動ドアがついているアパートやマンションはとても人気があります。メリットもある反面、デメリットもあります。そこで管理をしている方は、自動ドアの防犯装置がしっかり働くよう、定期的にメンテナンスや点検をするようにしましょう。