日本では、1950年代から自動ドアが建築用として普及してきました。今では、日本国内だけでも200万台以上の自動ドアが稼働していると言われており、わたしたちの生活で欠かせないものとなっています。
自動ドアは利用者の利便性を高めることをはじめとし、さまざまなメリットがあります。では、自動ドアを導入するとどのようなメリットがあるのかみてみましょう。
メリットその1:バリアフリーで快適に
自動ドアは、商業施設や宿泊施設、公共施設など人が多い施設では、利便性を向上するために積極的に自動ドアが使用されています。同様に、高齢者や障がい者など多くの方が円滑に、そして、快適に過ごすことができる施設を利用するために欠かすことができない必需品の設備となっています。
最近では、自治体や公共交通機関などの指導の下、駅などの公共性の高い建物などでは、車椅子使用者用の多機能トイレに自動ドアを設置する作業がすすめられています。
メリットその2:省エネルギーを実現
出入口に自動ドアを設置することで、ドアが解放状態になることを防ぐことができます。それにより、冷暖房で快適な室内の温度が外部へ流出したり、室内に入ってくることなどを防止でき、それは省エネルギーへとつながります。
それと同時に、外部からの雨や騒音、埃、塵などが室内へ侵入することを防ぐことができ、室内の環境を快適に維持することが可能となっています。
メリットその3:徹底的な衛生管理が可能
当たり前のことですが、自動ドアを設置することで手を使わずにドアが開閉します。そのため、徹底的な衛生管理が必要な病院や食品工場などでは、自動ドアは欠かすことができない必需品の設備となっています。
自動ドアは気密性が高いので、室内側の気圧を高めることもできます。それにより外部からの埃や塵の侵入を防ぐことができ、衛生管理をしっかり行うことが可能です。
まとめ
大きくて重いドアでも自動ドアを導入するなら簡単に開閉することができ、わたしたちの生活を快適なものとしてくれるだけでなく、さまざまなメリットを得ることができます。それには、利便性を向上させることやバリアフリーの実現、省エネルギーなどがあります。
ですから、特に衛生管理が必要な病院や食品工場、高齢者や障がい者が快適に過ごすため自動ドアを導入することは欠かすことができない必須の設備となっています。