自動ドアにはいくつかの種類がありますが、センサーによって反応する自動ドアの場合、人によってはドアが開かない場合もあります。
比較的男性よりも女性の方が、ドアが開かないという状況に合うようですが、自動ドアをスムーズ反応させるコツはあるのでしょうか?
自動ドアが開かない時があるのはなぜ?
自動ドアのセンサーの種類にもよりますが、現在主流となり採用されている「赤外線反射センサー式」の自動ドアの場合、服の色や材質によってドアの反応が鈍くなることがあります。
この赤外線反射センサー式は、頭上に設置されているセンサーから近赤外線を出し、その反射の変化を判断してドアが自動で開くようになっています。つまり、人がセンサーの下に来た時に、キャッチしているということです。
この際、床面の色と同じカラーの洋服や同じ材質の洋服を着ていると反応が鈍くなり、ドアが開かなくなる場合があります。
女性の方が反応が鈍くなるのはなぜ?
どうして男性よりも女性の方が自動ドアの反応が鈍くなるのでしょうか?これもセンサーが関係していますが、痩せていると反応しづらくなるようです。
また、特に冬場などの寒い時期にドアが開かなくなることが多く、それには帽子や手袋などを着用し、肌の露出が少ないことが考えられます。また、外気温との差があまりない低体温の方や、圧底靴やヒールなどを履いている方も反応しにくくなると言われています。
自動ドアを反応させるために・・
エントランスのマットと同色の服装や赤外線を吸収しやすい黒色の服はセンサーが探知しにくいので、明るい色の服を着用したり、肌を露出させることで反応させることができます。また、髪の色も黒ではなく明るい色にするならスムーズドアが開くでしょう。
また、センサーは変化のある早さも測ることができそれに反応します。ですから、あまりにもゆっくり動くなら反応してくれません。なので、自然な速さで通行するようにしましょう。
さらに、外気温と体温の差が少ないと開きづらいので、夏場は冷たいものを飲んで体温を下げたり、冬場は温かいものを飲むなどして外気温との差をつくならいようにすることも自動ドアを反応させるコツです。
まとめ
自動ドアのセンサーは反応が鈍い時があります。それを改善するために、エントランスのマットと同色、同素材の服装を避けたり、肌の露出を増やすことができます。また、外気温と体温の差が少なくなるよう工夫することもできるでしょう。