だれも自動ドアの前を通っていないのに、ドアが開いたり閉まったりしているのをだれもが1度は見たことがあるのではないでしょうか?どうして自動ドアが勝手に開閉をするのか、その原因についてみてみましょう。
自動ドアが勝手に開閉する原因とは?
自動ドア付近にだれも人がいないのに勝手にドアが開閉することは珍しくありません。「幽霊現象」と業界でが呼ばれているほど、多くの方が不気味に感じています。どうして自動ドアが勝手に開閉するのでしょうか?
それには、風の流れや鳥・昆虫などの生き物などにセンサーが反応してドアが開閉しているという理由があります。また、センサー付近のクモの巣にも反応するとも言われています。このように人ではなくても、センサーが何かをキャッチすることでドアが勝手に開閉されています。
自動ドアの種類も関係している。
現在の自動ドアはセンサーが導入されており、人が近づくとマイクロ波や赤外線で感知してドアが開きます。センサーには「光線式」「熱線式」の2種類があります。 光線式センサーは、床面が反射する光の量と物体が反射する光の量の差を検出し、物体の存在を認識されドアが開きます。そのため、小さな虫や雪などで光線の反射量が乱れてしまい勝手にドアが開くときがあります。
一方、熱線式センサーは、床の表面温度と物体の温度差を検出してドアが開きます。温度差のある空気と床面との温度差を検知してしまうと、間違ってドアが開いてしまうことがあります。虫や風だけでなく、外を走っている車などが発生させる電波や、センサーの汚れもドアの開閉に影響を与えているようです。
ドアが勝手に開かないようにする対策は?
自動ドアが勝手に開閉しないよう、ドア付近、特にセンサーの周りには物を置かないようにしましょう。また、ドア周辺を掃除することで、埃や塵がセンサーに付着する可能性があります。
ですから、掃除をした後はもちろんのこと、定期的にセンサーの汚れも掃除するなら、誤作動をの防止につながるでしょう。もしこれらの対策を行っても解決しないようなら、センサーそのものが故障していることも考えられます。業者に原因を調査してもらい、必要ならば修理を依頼しましょう。
まとめ
自動ドアの扉が勝手に開閉することには、小さな虫や雪、温度差のある空気と床面との温度差、外を走っている車などが発生させる電波、センサーの汚れなどが原因として考えられます。
なので、センサーの誤作動を防止するために、自動ドア付近、特にセンサーはいつもキレイな状態を維持するように心がけましょう。